デモ(堺市の公開案件を再構成)
提出前チェック敗退案件の振り返り
ログイン提案書で試す自分の提案書で試す

提案書の診断結果

敗退案件の振り返り診断完了
標準 · 初回診断
仮想採点(100点満点)
76.7/ 100点
上位入賞の水準
必須修正確認
6件
加筆修正推奨
12件
確認の進捗 0%

対応済 0 / 見送り 0

ご利用上の注意

指摘は改善の提案です。反映するかどうかはご自身でご判断ください。別添資料(積算シート・企業情報など)で評価される項目は「評価対象を設定」で外すと、その項目を除いて100点に換算します。

総括

審査結果1によれば、貴社は8者中2位(284点/400点)で、1位(有限責任監査法人トーマツ、312点)との差28点のうち、(2)③既存事業との連携(33/60、満点比55.0%)と(2)④横展開の実施(30/60、満点比50.0%)の2項目だけで合計57点の失点が生じています。委員会総評は「両項目で配点の30点を占めており、ここでの差が最終順位に直結した」と明記しており、この2項目が敗因の中心と読み取れます。講評は、参画機関の関与が「同席」「情報共有」といった抽象的な表現にとどまり役割分担が具体化されていないこと、横展開の目標が「機運の醸成」等の定性表現に終始し測定可能な指標・目標値が乏しいことを指摘しています。加えて(4)業務実績は16/40(40.0%)と最も低い得点率で、国・地方公共団体からの直接受託実績がない点が明確な弱点として指摘されました。一方(2)②企業支援の実施は76/80(95.0%)と全項目中最高評価で、IVAプログラムの具体性は高く評価されています。本診断の予想採点(rubric)でも(2)③既存事業との連携が7項目中最も低い比率(68.5%)と算出されており、実際の採点傾向とおおむね整合します。次回はこの2項目への配点比重に対する記述密度を見直す必要があります。

審査結果の資料が示す範囲での分析です。実際の選定理由を断定するものではありません。

失点の合計−106点実点 154 / 260点(分析した5項目)
最大の失点(2)④ 創出事例及びDX推進支援にかかるノウハウの横展開の実施−30点 · 得点率 50%

主な失点の要因 影響が大きい順

  1. 01配点の読み違い
  2. 02実績不足
  3. 03要件漏れ
評価項目ごとの失点差が大きい順 · 各項目の満点を100%
  • 実点(得点率)
  • 本診断の仮想採点

仮想採点との開きが大きい項目ほど、書いたつもりの内容が審査員に伝わっていない可能性があります。

CRITERION 01

(2)④ 創出事例及びDX推進支援にかかるノウハウの横展開の実施

実点 30 / 60点(50%)本診断の仮想採点 78% 審査員の見方との差 +28pt

講評の引用4

  • 成果報告会の企画には、事例企業の登壇に加えて参加者同士の対話の時間を設けるなど一定の工夫が見られる。
  • 本項目で掲げられた目標の多くが「機運の醸成」「認知の拡大」といった定性的な表現にとどまり、達成度を測る指標と目標値が示されていない。
  • 成果報告会の集客数や満足度、公開資料の入手件数、その後の支援につながった件数など、測定可能な指標を設定し、未達の場合の補い方まで記述されていれば、評価は大きく変わったと考える。
  • 横展開の担い手を受注者に限定しない視点があれば、機運醸成の持続性も高まったであろう。

失点の原因3

  1. 13-4-2(P.31)には定量目標(270名・回収率85%等)が実際には記載されているが、審査結果は『達成度を測る指標と目標値が示されていない』と評しており、講評で言及された『測定可能な指標』の粒度(特にその後の支援につながった件数、公開資料入手後の実行率)が不足していたと考えられる。
  2. 23-4-3(P.32)の届け方施策は当社(受注者)主導の説明会・動画・パネル展示が中心で、支援機関やラボ参画機関自身が横展開の『担い手』として自走する仕掛けが明示されていない。
  3. 3横展開の効果測定(P.31)は『機運の高まりや支援機関の行動の変化』を『アンケートの自由記述と支援機関へのヒアリングにより記述的に報告する』としており、定性評価に留め数値目標化を避けたことが指摘と符合する。
  • 提案書 p.31
  • 提案書 p.32

高得点の提案が書いていること

高得点の提案は、成果報告会後の資料ダウンロード数・動画再生数だけでなく『実際に自社で試した企業数』『支援機関が独自に支援を開始した件数』のようなアウトカム指標を目標値付きで設定し、未達時の追加施策まで明記する。横展開の担い手を受注者に限定せず、支援機関・商工団体が自らの会員企業に展開する体制(研修体系・教材の公開範囲・権限移譲のプロセス)を制度として設計している。

次回の優先アクション

すべて反映した場合の見込み +48点
  1. 01+15点

    堺DX推進ラボ参画機関ごとの役割分担表と能力向上の到達指標を作成する

    (2)③ 既存事業との連携

    参画機関の種類(金融機関・産業振興センター・商工団体・教育機関)ごとに、担当者役割・関与時期・提供支援内容・到達指標(研修修了者数、独自案件での支援開始件数)を一覧表にする。秘密保持と同席の両立ルール(同意取得手順・開示情報の範囲)も明記する。7月上旬の具体化待ちとせず、想定される具体的な機関名と過去の接点実績を可能な限り前倒しで記載する。

  2. 02+15点

    横展開の成果指標をアウトカムレベルまで数値化する

    (2)④ 創出事例及びDX推進支援にかかるノウハウの横展開の実施

    成果報告会の参加者数・アンケート回収率に加え、『資料を実際に自社で試した企業数』『支援機関が独自に支援を開始した件数』のような業務終了後の行動変化を示す指標を目標値とともに設定する。未達の場合の追加施策も明記し、定性報告に留めない。横展開の担い手を受注者以外(支援機関・商工団体)にも広げる制度設計を書く。

  3. 03+10点

    国・地方公共団体からの受託実績の裏付けを強化する

    (4) 業務実績

    既存の受託実績(大阪府・東大阪市・尼崎市)について、契約書の写しや発注者の証明が提出可能である旨を明記し、履行期間中の進捗報告方法・検収対応・契約変更協議など公共調達特有の実務経験を具体的なエピソードで補強する。国からの直接受託がない弱みは維持しつつ、類似規模自治体での経験の厚みをさらに強調する。

  4. 04+5点

    選定プロセスの応募多寡シナリオへの対応ルールを明記する

    (2)① キックオフイベントの実施及び支援対象事業者の選定

    応募が想定(20社)を大幅に上回る場合・下回る場合それぞれの選定基準運用(一次審査基準の厳格化/個別フォロー強化)を明記し、透明性を高める。広報チャネルごとの過去の到達実績(開封率・反応率)の数値的根拠も添える。

  5. 05+3点

    実施体制の繁忙期負荷分散策と再委託管理の具体化

    (3) 実施体制

    業務責任者の繁忙期(12月〜2月)における負荷集中に備え、応援人員の確保方法・代行フローを具体化する。再委託先(ロゴ制作・会場設営・動画編集)の検収基準・進捗確認頻度・是正手順を追記する。

次回に持ち越す教訓

  1. 01

    配点上位の(2)②企業支援だけでなく、既存事業との連携(15点)・横展開(15点)にも同水準の記述密度を割り当てる。合計30点は無視できない差になる。

  2. 02

    参画機関の役割は『同席』『情報共有』といった動詞の列挙で終わらせず、機関名・担当者・時期・提供内容を役割分担表として明示する。

  3. 03

    横展開の成果指標は『機運醸成』『認知拡大』のような定性語ではなく、資料活用後の実行率・支援機関の自主展開件数など、業務終了後の行動変化を測る数値目標を設定する。

  4. 04

    国・地方公共団体からの受託実績がない場合は、契約書の写し等の裏付け資料の準備を明記し、公共調達特有の履行管理・検収対応の実務経験を具体的なエピソードで補強する。

  5. 05

    同点時のタイブレーク項目(既存事業との連携)は配点以上に重視される可能性があるため、他項目より厚めに書く。

  6. 06

    応募多数・応募僅少それぞれのシナリオに応じた選定基準の運用ルールを事前に明示し、透明性を担保する。

  7. 07

    体制図では繁忙期の負荷集中に対する緩和策(応援人員の確保計画)と、再委託先の品質管理手順を具体化する。

  8. 08

    審査結果全体を見ると、当社が『具体的に書いた』つもりの箇所でも審査員には抽象的と評価される場合がある。抽象語(同席・情報共有・機運醸成)を避け、必ず数値・担当者名・時期をセットで書く。